久しぶりのブログになります。
「塗装で人の役に立つ」
当然それは嘘偽りのない工事を施主に提供する事です。
しかしそれは当然の事、役に立ってる訳ではありませんね・・・・
そこでマーブルとしては、こんな塗料を扱う事にしました。
石目調の塗料をレンガに塗布したものです。
これが人の役に?
電気を消してみましょう。 すると・・・・
光り輝いています。
そう、これは光を蓄え暗闇で光る塗料、「蓄光塗料(ちっこうとりょう)」といいます。
これを明りの無い庭先に並べてみましょう。
暗闇でも、どこに通路があるか解る様になります。
暗い外部階段では?
暗闇でも足を踏み外すことなく上り下り出来るでしょう。
2011年 東北地方を襲った地震と津波。
多くの方が津波から逃れる為に高台を目指しました。不幸にも間に合わず多くの犠牲者も出ました。
仮に あのクラスの地震が真夜中に来たら?
ライフラインが途絶え辺りが漆黒の暗闇だったら?
そんな中、うっすら光る高台に通じる階段が見えたなら?
そう、この蓄光塗料の放つ微量の光は「生きる希望の光」と変わるのです。
「こんな物必要ない、照明をつければ良いのでは?」という意見もあります。
しかし私達は電気の無い生活を経験してしまいました。
私達の街、越谷でも竜巻が発生した時、その周辺は夜暗闇に包まれました。
避難場所までの道筋に光る道しるべがあったなら、入口となる扉が光って見えたなら・・・
まさに「希望の光」となります。
また暗闇に乗じて空き巣が裏庭から侵入を試みようとした時、その周辺がうっすら光り、自分の姿が闇に隠れなかったら?
よく変質者が出没する物陰が、うっすら光り自分の姿が闇に隠れなかったら?
そう、この塗料は「防災」にも「防犯」にも役に立つのです。
まさか、この塗料で家一軒すべて塗ろうなんて考えていません。
適材適所、必要に応じてお役に立てる箇所に施工してきたいと思ってます。
海沿いの同志は、津波タワーの階段や手摺に塗布を役所と考えているそうです。
また山あいの同志は、ガードレールもない崖沿いに光るラインを引くそうです。
「塗装で人の役に立つ」
埼玉でこの蓄光塗料を広めて行くのが私の使命だと感じています。